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工務店はイベント開催で集客できるのか

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目次

ここでは、工務店におすすめの集客イベントと、イベント開催のメリット/デメリット、イベントを成功させるためのポイントなどをご紹介します。

主な工務店の集客イベント11選




地域密着型のコラボレーション

住宅相談会を開催する際に、地域で人気の飲食店に出店してもらったり、完成見学会で地元のカメラマンによるファミリー撮影会を行うなどのコラボレーションイベントは、地域密着型の工務店にこそおすすめです。
コラボレーションすることで、家づくりやリフォームを考えていない潜在顧客層への認知を高めることができますし、普段イベントに参加しない人たちも参加しやすくなります。特に、予約なしでも参加できるコーナーを用意すると、地域の人が気軽に訪れやすくなるでしょう。

お祭り/縁日

地域の人々が参加できるお祭りや縁日を開催するのも、一つの手段です。ポイントは、売り込み要素をできるだけ排除して、あくまでも「お祭り」をメインにすること。潜在顧客の認知度を高めることを目指し、相談ブースを作る程度にするのが良いでしょう。
来場者プレゼントや抽選会、食べ物の屋台を出し、マルシェを開き、地元で人気の芸人や歌手を呼んでショーを開催するのも効果的。そうしてイベントに訪れた人と関係性の構築することで、住宅関連のトラブル・住宅購入ニーズが発生したときに相談してもらいやすくなります。

 DIY教室

ファミリー層との距離を縮めつつ、親近感を持ってもらえるのがDIY(工作)教室です。DIYに関心のあるファミリー層は多いですし、夏休みに開催すれば、子どもの宿題の工作にと興味を持ってくれるでしょう。工務店にある道具を活用でき、あまりお金をかけずに始められる点も魅力です。

DIY(工作)教室開催のポイントは、自社の職人の技術をアピールできるようなテーマを選ぶこと。
簡単なイスやテーブル、インテリアアイテムなどを作れば、教室後も家庭で使用しながらイベントのことを思い出してもらえます。最近は、100均アイテムを使ったDIY教室なども人気のようです。

 モデルハウス/完成見学会

集客イベントとして一般的なのが、完成住宅やモデルハウスの見学会でしょう。ただし、こうしたイベントに参加するお客さまは、すでに購買意欲がある程度高まっている場合が多く、競合他社のイベントにも参加し、比較検討している可能性があります。
このため、リアルなライフスタイルを感じてもらえる宿泊体験会を行ったり、住宅そのものだけではなく施主のライフスタイルにも切り込むイベントなど、他社との違いをアピールできるような内容にすることがポイントです。

モデルハウスについてはこちらの記事もご覧ください。



住まいの勉強会

住まいの勉強会やセミナーを開催するのも、集客に有効な手段です。特に、家づくりを考えはじめたばかりの方や、押しの強い営業マンが苦手な方など、普段完成見学会などに参加しないようなお客さまを集客することができます。

勉強会開催のポイントは、「限られた予算で良い家を建てたい」というニーズに合ったテーマを選ぶこと。ファイナンシャルプランナーを招いた住宅ローンに関する勉強会、住宅のコストに関する話などがおすすめです。分かりやすくポイントを伝えられるような講師を選ぶことも大切です。

 宿泊体験会

宿泊体験会とは、モデルハウスなどに実際に宿泊してもらうイベントのことです。キッチンや空調設備などの使い勝手や、断熱性・気密性などの住宅性能、間取りの動線を確認でき、家を建てたあとの生活が想像しやすいため、近年人気を集めています。
家づくりを検討しているお客さまに「目で見て・ふれて・感じる」体験を提供できるので、断熱性や気密性など、見学会だけでは分からない性能の良さでアプローチしたいとお考えの工務店におすすめです。
お客さまが快適に宿泊できるよう配慮するなどハードルは高いですが、より具体的に家づくりを検討している層を集客することができるでしょう。

 土地探しツアー

「住宅を購入したいけど、まだ土地探しをしていない・良い土地が見つからない」というお客さまを集客できるのが、土地探しツアーです。大型のレンタカーなどを借りて、スタッフがお客さまに同行して土地を案内します。1日がかりで一緒に行動するため、コミュニケーションをとりやすい点がメリットです。
具体的に土地や中古住宅を紹介できれば、受注や成約に繋がる可能性も高いでしょう。

開催する場合は不動産会社、ディベロッパーなどの協力が必要になるため、パートナーとなる企業を開拓する・協力を得てイベントの準備を行うことが必要です。

 設計相談会

「こんな家にしたい」というイメージはあっても、実際にどんな風にカタチにできるのか分からないお客さまも多いはず。設計相談会は、お客さまの理想の住まいをヒアリングした上で、土地の広さや家族構成に応じて、どんな住まいを建てられるのかアドバイスを行うイベントです。
外観イメージをはじめ、間取りや家事動線、収納計画など、暮らしやすく心地よい住まいを実現できるよう、プロとしてサポートを行います。設計相談会のメリットは、より具体的に家づくりを検討しているお客さまを集客できる点です。納得のいく提案を行えれば、受注や成約に繋がる可能性が高まるでしょう。



 資金相談セミナー

お客さまにとって一番気になるポイントは、家を購入する際の資金ではないでしょうか。将来わたって住宅ローンを返せるのか、どのくらいのローンを組めるのか、不安な方も多いはず。資金相談セミナーは、そうしたお客さまをサポートし、住宅購入へ後押しできるイベントです。

イベント開催のポイントは、保険代理店やファイナンシャルプランナー、あるいは金融機関と連携して行うこと。家づくりだけではなくライププラン全般の設計からフォローすることで、お客さまの不安を解消し、案件を具体的に進められるようになります。

 リフォーム相談会

リフォーム相談会は、主にリフォームを検討している層へアピールできるイベントです。すでに住宅を購入し、リフォームをしようと漠然と考えている人はもちろん、中古住宅を購入してリフォーム・リノベーションしたいと考える人などを集客できるメリットがあります。
イベントでは、どんなリフォームでどのくらいの費用が掛かるのか、リフォームではどんなことができるのか、建て替えとリフォームのどちらが良いのか、など、住まいやリフォームにまつわる悩みや疑問に対応しましょう。無理に売り込もうとせず、親身かつ客観的なアドバイスで、顧客との信頼関係を構築するのがポイントです。

 OB会

工務店で住宅を建てた方=OBを対象に、定期的にイベントを開催するのも有効です。OBへ日頃の感謝を込めて、家族で楽しめるBBQや縁日コーナー、スタンプラリーなどを開催すれば、ファミリーでの参加が見込めるでしょう。OB会のメリットは、顧客と良好な関係性を構築し、顧客満足度の向上を図ることです。
継続的なつながりを持っておくことで、将来的なリフォームやリノベーションなど、アフターマーケットにつながる可能性が高まります。また、企業として信頼されていれば、家づくりを検討している知り合いを紹介してくれるかもしれません。

 

 イベント開催のメリット




親しみやすさを直接アピールできる

工務店がイベントを開催するメリットは、家づくりを検討している人々に自社の商品やサービスに直接アピールできることです。認知度を高めつつ、チラシやWebなどの広告ではアピールできない住まいの快適さや、社員の人となり・会社の雰囲気などを知ってもらい、親しみを感じてもらうことができます。
また、実際に来場して体験するイベントは、チラシや広告よりも格段に強い印象を残せるため、すぐに受注や成約につながらなくても、ニーズが顕在化した際に、自社を思い出してくれる可能性が高まります。

 


イベント開催のデメリット

イベントに対応できる人材が必要

ただし、イベントの開催は、手間やコストが掛かります。イベント自体の開催費用がかからなくても、広告費用や、イベント運営用のアルバイトなど人件費がかかる場合があります。また、イベントの準備にかかる時間や手間などで、社員に負担を与える可能性も考えなくてはなりません。

せっかくイベントを開催し、集客しても日々の活動に活かせない例も多いようです。イベント時の対応によってはかえって印象を悪くしてしまう恐れもあるので、イベント開催の目的や意義などを会社全体で周知し、集客を活かせる体制を整えることも大切です。

 

 定期開催がイベント成功のポイント



イベントを開催する際には、不定期ではなく、定期的に行いましょう。準備期間をしっかり設け、チラシや新聞折り込み、公式サイトでも告知をしていくことで、安定した集客が見込めます。また、せっかく訪れてくれたお客さまの情報をしっかり管理することも大切です。
接触回数や頻度のほか、好感触のあったイベント情報、ニーズなど、情報をしっかりと整理しておくことでイベント後の営業や追客がしやすくなりますし、適切なアプローチが可能です。


 イベントで集めた見込み顧客を魅了できるだけの商材が必要

上記のようなイベントは、競合他社も同様に開催しています。様々なコストをかけイベントを行い、未来のお客様となる方々とつながることができたとしても、結局最終的には自社に魅力を感じてもらえるかという勝負になるのです。

 

ブランド力や商材力を獲得できる住宅フランチャイズ


現状の自社の商材に自信が無い方や、これまでイベントを開催したがいまいち成約に繋がらなかった方は、自社の商材を見直す必要があるかもしれません。

イベントを本当の意味で成功させるためには、顧客がワクワクでき、家づくりの指標としてもらえるような代表的な商材が必要です。商材力という観点に課題を感じている方は、ぜひこちらのページもご覧ください。


 また、工務店を安定的に経営していくためには、そういった商品力のほかにも、広告制作、販促ツールの用意、マーケティング、SNS運用、営業力強化(人材育成)など、多角的な要素が必要となります。

 以下のページではこれらの要素をすべて提供してくれる住宅FCをご紹介しています。集客をはじめとする工務店経営にお悩みの方は、ぜひ一度チェックしてみて下さい。

 


                  

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