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自社をブランディングしていきたい

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ブランディングとは?


ブランディングとは、ブランドを作り上げること。そしてブランドには「他と区別できるもの」という意味があります。つまりブランディングを簡単に言うと、他社とは違う独自のブランドを確立し、世間に浸透させる活動のことです。

「ブランド」というと、つい高級バッグや靴などを連想してしまうかもしれませんが、ブランドは高級品ばかりを指すものではありません。「このロゴはあの企業」「○○といえばあの商品」といったイメージを浸透させるのがブランディングです。企業のマーケティング戦略の一つで、他社との差別化を行い、活動を有利に進めるために必要になってきます。


なぜ工務店にブランディング戦略が必要なのか


多くの競合と比較される時代になった

インターネットの普及により、数多くの競合と比較される現代。一方で、住宅市場は、少子高齢化や単身世帯の増加により、将来的に縮小が見込まれています。また、工務店は扱う資材や工法が類似しやすく、自社の強みを引き出しづらい業種です。そういった状況の中でお客様に選ばれるためには、自社にしかない価値や魅力をアピールしなくてはなりません。

とはいえ、ただ価格や高性能を訴求するだけでは、競合が多い上、価格競争に巻き込まれてしまいます。また、「誠実な仕事」「設備が選択できる」」というだけでは漠然としている上、ほかの工務店にも当てはまる可能性があります。このため、ブランディングを行い、独自の強みを生み出して、消費者からの認知・信頼を獲得する必要があるのです。

顧客のニーズは多様化している

時代の変化に伴い、お客様が住宅に求めるものも多様性を帯びています。かつては、祖父母と両親、子どもといった三世帯家族で暮らせる住宅ニーズが大半でしたが、近年は単身者や核家族で暮らす住宅のニーズが増えています。

また、実現したい住環境やライフスタイルのために家を買う顧客も増加傾向。住宅市場の動向としては、中古住宅をリノベーションする取り組みも増えており、住宅に求める付加価値が変化しているといえます。こうしたニーズを持つ顧客が増えている中で、ただ安くて良い家を作っている工務店では選んでもらえません。多様化する消費者のニーズや時代の流れをキャッチし、どのポイントであれば、自社の強みと掛け合わせて競合と差別化できるかを考えることが重要です。


ブランディングのメリット


では工務店がブランディングを行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。主要な2つのメリットをご紹介いたします。

家づくりに自社のこだわりを反映できる

プランディングのメリットは、家づくりに自社のこだわりを反映できる点にあります。しっかりとブランディングできていれば、ユーザーは「価格」ではなく「価値」で判断し購入するからです。

例えば、「○○エリアで、親切丁寧なサービスが評判の会社」と認知されていれば、購入時に色々と相談したいユーザーや、アフターサービスを重視したいユーザーに選ばれるでしょう。また、「デザイン性が非常に高い会社」というイメージが定着していれば、オシャレな家を建てたいユーザーの目にとまるはずです。

ブランド工務店として認識されれば、競合に比べて高くても納得して購入してもらえます。その結果、安定した収益の確保につながるのです。


効率よく集客できる

会社としてブランディングができないまま漠然とCMやチラシなどで宣伝を行っても、「何を伝えたいのか分からない」「何の会社か分からない」状態となってしまいます。いくら広告宣伝費をかけても効果が上がらず、経営を圧迫してしまうでしょう。会社がしっかりとしたブランディング意識を持つことで、「伝えたいこと」が明確になり、一貫性のある広告を出せるようになります。

また、ブランド力のある製品は、あえて広告やプロモーションを打たなくても消費者のほうから買い求めに来るため、多額の宣伝費用をかけなくとも効率よく集客することもできます。皆が知っている製品や企業として新規顧客からの信頼も得やすく、営業のハードルも下がることでしょう。

工務店が確立するための4つのポイント


ブランディングの懸念点・注意点

ブランドの確立までに時間がかかる

注意したいのは、ブランディングは一朝一夕で行えないということです。なぜなら顧客にイメージを浸透させるには、広告宣伝によって認知度を拡大させたり、接客態度やサービスの質の向上など、さまざまな取り組みが必要だからです。

また、せっかく認知されても、接客態度や商品の質が悪く、口コミなどで拡散されてしまったら、ブランドイメージが失墜してしまいます。このため、企業として様々な要素でイメージを統一し、社員と意識を共有しつつ、日々実践を続けるという長期的な取り組みが必要です。

同じ市場に強力な競合ブランドがある場合には、効果が出にくい可能性があることも要注意。後発でそれ以上のブランド力を作り上げるためには、非常に細かな施策や大胆な戦略が必要です。

 

マーケティングのノウハウが必要

マーケティングとは、「商品・サービスが売れ続ける仕組みを作る活動」のことです。ブランディングが、企業や商品に対して良い印象を持つ「ファン」を増やすための活動であるのに対して、マーケティングは「どうすれば買ってくれるか?」といったことを焦点に活動を行います。目的は異なりますが、どちらもユーザーに「価値を届ける」という点は同じ。

そのため、ブランディングを行う際は、マーケティングと合わせて両輪で推進するのがおすすめです。マーケティングのノウハウをもとにブランディングを行うことで、より購買意欲を喚起させる施策を行うことができるでしょう。

工務店がブランディングを考える上での肝とは?


4つのポイントで見る】工務店がブランディングを確立する方法



ポイント1:競合の打ち出している強みの調査

まずは、自社を取り巻く環境について分析しましょう。最初に行いたいのは、競合他社の強みを分析することです。競合他社の住宅やサービスの強み・特徴をはじめ、競合他社がどんな顧客層をターゲットにしているのか、競合他社の経営理念・方針なども見てみましょう。

分析では「3C分析」を活用するのがおすすめ。3C分析とは、「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の頭文字をとったもので、企業の外部環境を分析するのに用いられるフレームワークです。3C分析を行うことで、余計な情報を収集しすぎることなく、効率的に分析を行うことが可能です。

ポイント2:自社の強みを洗い出し、自社のコンセプトにする

ブランディングを進める上で大切なのが、自社の「強み」を洗い出すことです。強みとは、他社にはない自社ならではの魅力や持ち味です。強みを発見する方法としては、

  • 社員同士で出し合ってみる
  • お客様にインタビューしてみる
  • 口コミなどを分析してみる
  • 第三者に相談してみる

などさまざまな方法がありますが、「ポイント1」で行った競合の強みと自社を比較分析し、違いを明確にするのも必要。

また、今までの実績データを用いて、事実ベースで自社の強みを洗い出すという観点も忘れないようにしましょう。その中で自社が優れた特徴を洗い出すことができれば、それを自社のコンセプトにすることもできます。

ポイント3:打ち出した強みを自社の家づくりに反映

自社の強みが見えたら、それを具現化した商品をつくります。そうすることで、コンセプトがより分かりやすくなり、商品自体の提供価値も高まっていくからです。ロゴやコピーなどブランドの外見を作っただけでは、本当の意味でのブランディングにはなりません。

工務店ならやはり、家づくり。自社の強みを活かした住宅を考えましょう。実際に家づくりを行う際には、分析を行いながら顧客の反応を見ていくことも忘れずに。仮に目的と違ったブランドイメージが広まっている場合は、早急に対応しなくてはなりません。

また、企業が安定して成長していくためには、1つの単発商品だけではなく、同じカテゴリーでいくつかの商品を作り、「カテゴリーブランド」を形成していくことが大切です。カテゴリーブランド化が成功すれば、その業界における代表的なブランドとしてのポジションを築くことも夢ではありません。

ポイント4:強みやコンセプトをWeb上などでアピール

コンセプトができ、商品が完成したら、いよいよ外部に向けてアピールを行います。その方法としては、ホームページやSNS、YouTubeなどWeb施策をはじめ、新聞チラシや折り込みなど、さまざまあります。設定したターゲットに合わせて、よりよい集客方法を活用しましょう。

注意したいのは、施工事例やモデルハウスの写真素材のクオリティです。どんなに素晴らしいコンセプトや家づくりへの想いがあっても、写真のクオリティが低いと魅力は半減。自社スタッフで撮影が難しいなら、プロカメラマンに依頼しましょう。また、コンセプトにマッチしたデザインにすることもお忘れなく。ホームページやチラシなど、自社発信の媒体デザインは、一目でコンセプトが伝わるようなものに統一するのがよいでしょう。


工務店ブランディングの肝は自社の強みを家づくりに反映すること

ブランディングとは、他社との違いを見出し、自社の強みや方向性を確立することです。企業としてわかりやすい方向性を打ち出していれば、数多くの選択肢の中から家づくりを検討しているお客様にも選ばれやすくなるでしょう。

「要望に応えてどんな家でも建てられます」といった漠然としたアピールはNGです。「どんな家でも建てられる」というのは一見オールマイティーで頼れるイメージですが、ユーザーの印象に残りにくく、より具体的なアピールをしている競合に負けてしまいます。

アピールをする際は、「自然素材の家が得意な工務店」「子どもと暮らす家に力を入れている工務店」など具体的に強みを打ち出しましょう。とはいえ、普段の工務店業務を行いながら、「強みと家づくりを結び付けたプラン」を用意するのは簡単ではありません。そういった場合におすすめできるのが「住宅フランチャイズ」なのです。

 

住宅フランチャイズなら豊富な家づくりプランを獲得できる

住宅フランチャイズなら、ブランディング戦略に基づいて考え抜かれた「二世帯住宅」「高性能住宅」「自然素材の家」「子供と暮らす家」といった豊富な家づくりが、加盟した段階から可能になります。

加えて、集客力・人材育成・販促ツールなど、工務店経営に必要な要素・お客様を集め、成約につなげるための要素を一式で提供してくれるので、より戦略的に経営を行うことが可能です。

以下のページでは、工務店のブランディングをサポートしてくれるロイヤルハウスの住宅FCをご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。



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