低利益からの逆転劇。知識ゼロだった私が、8年で80棟・利益率20%超に

ロイヤルハウス八重山店の加盟店インタビュー。低利益からの逆転劇、知識ゼロだった私が8年で80棟・利益率20%超に
目次

取材先 株式会社かりゆしハウス(ロイヤルハウス八重山店)
お話を伺った方 代表取締役 味間 剛(みま・たけし)さん
所在地 沖縄県石垣市
ロイヤルハウス加盟 2018年5月

沖縄県石垣市で「ロイヤルハウス八重山店」を営む、株式会社かりゆしハウス 代表の味間剛さんにお話を伺いました。



知識がないまま自己流で家を建て、低利益に悩んでいた味間さんが、加盟後の8年でどう変わったのか。加盟前の不安から現在まで、味間さん本人の言葉でお届けします。



沖縄県石垣島で工務店を営んでいます。加盟する前の私は、知識もないまま自己流で家を建て、低利益がつづきなかなか事業拡大へとは到底考えられませんでした。それでもロイヤルハウスに加盟して8年、いまでは約80棟を手がけ、利益率は約20%超まで改善。複数の銀行から同時に融資を受け、年間2億円超を調達できるところまで来ました。今日は、その頃の話からさせてください。

独立して分かったこと

もともと建築関連の会社に勤めていて、水回りやリフォームの事業立ち上げを任されていました。そこで独立を決めたんです。最初はタイル1枚の張り替え、クロス1面の張り替え、ドアの修繕。そんな細かい仕事からのスタートでした。

それでも、自分で図面を書いて家を建てられることを知ったとき、「なんだ、このハードルの低い世界は」と思いました。少しずつ「自分でもやれるかもしれない」という気持ちが強くなっていったんです。

怖かったこと

でも、独立してからずっと、ある不安がつきまとっていました。

「保証がどうとか、フラット35が使えるかとか、何の知識もないわけですよ。ただ立ててるだけ。職人さんは集められるので家は建つ。だけど、こんな無責任なやり方もまずいよなって思っていました」

実際、お客様の家をお借りして見学会を開いたら、200組も来場していただいたことがあります。そこから1件の受注につながったのは嬉しかったのですが、採算を度外視した見積もりをしてしまい、この1棟だけで400万円の赤字を出しました。

フラット35を使いたいというお客様のために設計士に相談に行ったこともありましたが、専門的な話についていけず、「これ、どうしたらいいんだろう」と途方に暮れたこともありました。

地域で木造住宅を扱う会社が次々と倒産・撤退していくのも目にしていました。「たくさん仕事をしていて儲かっているように見えても、その裏にはものすごい責任とリスクが隠れている」——それを1人でどう背負っていくのか、答えが見つからないまま日々を過ごしていました。

1枚のFAXから

転機は、事務所に届いた1枚のFAXでした。ロイヤルハウス本部から、沖縄本島で開催される木造住宅の設計に関する勉強会の案内が届いたんです。

軽い気持ちで参加を申し込んだところ、担当の方から電話がかかってきました。「どういった経緯で申し込まれたのですか」と聞かれ、私は正直に答えました。

「結局、何とか家は建てているけれど、僕はもう不安でしょうがなかったんですよ。本当にこれでいいんだろうか、って」

大きな決断をした夜

加盟には、まとまった初期費用が必要でした。所有していた賃貸物件を売却して、なんとか工面しました。

「その先どうなるか分からない」という怖さがなかったわけではありません。それでも、セミナーで本部の担当者と話をするうちに、迷いは消えていきました。空港から帰る車の中で、もう心は決まっていたんです。

知識がないまま何とか家を建てていた、あの頃のことが頭をよぎっていました。知識がないまま、なんとなくの経験だけで家を建て続けることの方が、私にはよほど怖かったんです。

守られているという実感

加盟前も、需要はあると分かっていました。ただ、法律や保証、資金調達といった専門的なことを1人で背負うのは、どうしても限界があると感じていたんです。

だから、お客様にはいつもこう伝えています。「うちに万が一のことがあっても、ロイヤルハウスはなくなりません。私に何かあっても、建物が完成するまで、そして完成した後も、保証保険で守られる仕組みになっています」と。

実際、コロナ禍や資材が高騰した局面でも、ロイヤルハウス本部が資材の供給確保に動いてくれました。銀行の担当者にも「味間(みま)さん、やっぱり守られてますね」とよく言われます。これは、加盟していないと得られないものだと思っています。

低利益と向き合った日々

加盟してからも、順風満帆だったわけではありません。仕入れの価格も、職人さんの適正な単価も分からないまま案件をこなし、なかなか利益が残らない時期が続きました。

それでも、本部が支えてくれました。コロナ禍の融資制度を活用したり、仕入れ先との関係を保ったりしながら経営を立て直し、少しずつ利益率を上げていきました。今では利益率は約20%超まで回復しています。これも、やっぱり加盟したおかげだと思っています。1人でやっていたら、絶対にできなかったはずです。

いま思うこと

8年前、知識もないまま不安を抱えていた自分に、今なら伝えられることがあります。1人で家を建てることも、低利益の時期を乗り越えることも、確かにできるかもしれません。でも、それを支えてくれる仕組みがあるかどうかで、経営者としての安心感はまったく違います。

いま手応えを感じているのは、平屋やコンパクトなセミオーダー住宅です。家を建てるのを諦めていた人たちに、もう一度目を向けてもらうためのものだと思っています。「アパートより安いですよ」——この一言が、一番刺さるはずです。

これからは、地域の行政と連携した住宅供給にも取り組んでいきたいと考えています。

これから加盟を考えている方へ

もし、今の私と同じように、1人で経営のリスクを抱えて不安を感じているなら、伝えたいことがあります。経営のパートナーとして、誠実に伴走してくれる、信頼できるグループに入れたこと。それが、私にとって本当に大きな支えになりました。その価値を最大限受け取って、自分は仕事を取ってくることに集中する。それが一番いいのだと、今は思っています。

1人で抱え込まなくていい。そう思えるようになったこの8年間が、今の私を作ってくれました。

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